内容 |
第1章 「問うこと」から「応答すること」へ──労働運動はいかにして合成洗剤問題に関与したか(大門信也)
第2章 住民運動としての公害反対運動と労働運動──公害防止倉敷市民協議会と水島地区労を事例として(江頭説子)
第3章 日本の労働組合の職業病・職業がん問題への取り組み──3つの職業病闘争の事例に基づいた考察(鈴木 玲)
第4章 韓国ハイテク産業における職業病と労働者の健康をめぐる社会運動──「半導体労働者の健康と人権を守る会(パノリム)」の取り組みを中心に(金美珍)
第5章 労働運動の職場環境への取り組みとその限界──労働環境主義を志向した北米の労働組合の事例に基づいて(鈴木 玲)
第6章 政党はどのような公害観を持っていたか──55年体制から1970年代初頭までを対象として(友澤悠季)
第7章 1970年代における自動車排気ガス規制の再検討──雇用喪失をめぐる議論をてがかりに(喜多川 進)
第8章 労働組合運動と原子力発電──豪州のウラン採掘・輸出と労働組合の対応(長峰登記夫)
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